アカデミアの隅っこから

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221113

 出張も残すところあと2回。今日から5日間の出張が終われば、あと一泊2日の東京出張のみ。

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 昨日は夫がピクニックに行こうと発案してくれて、市内の公園へ行くことに。おにぎりとおかずを持って、公園近くの店でキッシュを買い、車で向かった。目当てではなかったのだが、紅葉が綺麗で何枚も写真を撮った。外で食べるのも気分転換にはとてもよく、この時期に来れてよかったと思った。

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 今日は夜に移動せねば、と、なんとなくゴロゴロしがちな一日だった。気圧も下がって昼過ぎから眠く、日曜日にしては気が休まらない日だった。

 来週から28週で、もう妊娠後期と言われる時期に入る。妊娠中のことは書き溜めておこうと思っているのだが、妊娠中期はとくに毎日があっという間に過ぎてしまい、追いつかない。

 今週はほぼ缶詰に近い状態が続くが、体調優先に考えて頑張りすぎないを目標に過ごそう。

221111 妊娠7か月の雑感

 産前産後の申請やら、研究の引継ぎに必要なことやらを進める。今月は資格取得の講習と学会参加があるので、それが終われば少しは落ち着くだろうと見ている。10月と11月は妊娠中最後の動ける月だった。というより6月下旬に妊娠がわかった後、7-8月までつわりで苦しんでいて、実質元気に動けるのは9~11月しかなく、12月になると動きが鈍くなり実験ができるかは不明、1月は産休(だが働いてはいる)、みたいな状況になる。9、10月は余裕があって、健診も少なくむしろ妊娠出産のことを考えずに済んでいたが、11月になってから健診が2週間に一度になり、お腹も重いし、出産準備を始めないといけないし、という状況で実際に心と体の余裕があったのは妊娠5-6か月の間だけだった。

 これまでとは違って、自分は「産む性」なのだなということを深く実感した。諸々の手続きも健診も、日々変わりゆく体調も、産後の傷も新生児育児も一手に引き受けなくてはならず、備えるためには要領と根気が必要。「女性こそ強くあれ」と思っているし、忙しいのも大変なのも、今は別に気にならないのだが、まあ出産育児のイベントが男女(夫婦)の分断を生むというのはわかる。これまでの毎日と何にも変わらない男性と、日々変わっていく・変わらざるを得ない女性が同じ感覚でいることは難しいし、このイベントは男性からの共感は得られないだろう。だからこそ母親という繋がりでみんな仲良くなるんだなと思う。

 女性の「夫にもわかってほしい」は永遠に叶うことはないし、だからこそ寂しいんだよなと思う。体が重くなって動かしづらくなってきた今月のはじめに、「お腹も大きくなるし動きづらくて思うようにいかなくてイライラするしやだ~」とつわり以来の愚痴を言ったら、「それは…もう…頑張ってとしか(言えない)」と返ってきた。そうだよな、わかりっこないんだよな。自分が何を求めてぽろっと愚痴ってしまったのかも意味不明だったが、日々の変化に不安になって弱気になっていたんだと思う。今はもう面倒くさくなって「やるしかねえ」と思ってるけど、その辺みなさんぐっと飲みこんでるんだろうか。このイベントの中でも一瞬のことなので、既にお母さんになった人に聞いても「あー!あったあった~懐かしい」みたいに言われるので、母親になってからの負荷の方がすごいんだろうな。甘えたことは言ってられない。

 

 大物のベビー用品もそろってきた。服とか寝床は準備できたし、あとは消耗品と小物と入院準備。相変わらずお金がないので友人からもらったり、安くあげるために中古のベビーグッズを買ったりしている。長い長いと思っていたが、あと4か月ほど。頑張る。

221031-1104

221029

 子供が生まれた同期のお宅を訪問。まだベビーは2か月半、ちっちゃくてかわいい。3時間くらい滞在していたのだけど、その間も泣かなくてずっとおしゃべりしていて、ご機嫌だった。夫も一緒に訪問したのだけど、ちょっと実感が沸いたようだった。近所にママ友がいないので、同学年の子の親の知り合いができて嬉しい。

 

221030

 「妊娠中期にベビーグッズ揃えた方がいい説」を急に思い出し、焦って色々本を読んだり情報収集をする。昨日ご訪問させていただいたおうちのママによれば、抱っこ紐買ったけどベビーは嫌いらしくて使わなかった、とかもあるらしいので、今から買うなら必要最低限のやつか…?と思ってひよっている。

 昼間は一般向けの市場に行って、寿司とか牡蠣汁とかを食べて、買い物をして帰った。夜は先週の土産で買って帰った黒豚食べたり、さつま揚げを食べるためのおでんを下準備したりした。

 

221031

 午前は24週の健診にクリニックへ。1か月に1回の健診しかなかった時期を脱して、24週から2週間に1度になる。もうはっきりした胎動があるし、日々大きくなっている気配もあるので、「健診でしか会えない赤ちゃんを見る」というよりも「異常がないか見てもらう」要素の方が強くなってきた。

 午前休ついでに免許証の住所変更もしてしまう。こちらは面倒で延ばし延ばしになっていた。自動車の方の住所変更もしなければ。

 午後から久々に出勤する。ラボの引越し第2弾が終わっていて、居室が変更になっていた。担当の仕事も全然終わってなくて、でも久々の出勤でやる気はちょっとある、って感じである。

 

221101

 昨日から急にやる気に見舞われる。なんだろう。諦める時期を設定して、諦めることの重要さを理解したので、すべての根底に諦めが漂っていて、とても仕事が楽になった。業務量としてはそこそこにあるんだけど、「できないから諦めよう、できるとこまで頑張ろう」があるので、気持ちに余裕がある。素晴らしい。

 昨日、クリニックの待合室で赤ちゃん用の帽子を編んでいた人がいて、なんとも素敵だなと思った。産科の漫画『コウノドリ』を読んで、「無事に生まれないケースなんてたくさんあるし、それほど期待せず待とう」と思っているのだが、生まれない前提だと準備が滞る。無事産まれるかどうかは別として、プレママ期間にそういう幸せな気持ちになれることをするのも、自分自身にとっていいことなんじゃないか?と思ったので、手編み&手縫いのベビーグッズ本を買うことにした。そして、結局どっちの場合でも入院はするし、入院準備からさっさと始めようと思った。

 

221102

 朝6時半に起きて洗濯機を3度回す。部屋干しができていた引っ越し前と違って、天気に左右されるので、晴れた時は一気にやってしまう。待っている間に眠くなり、結局最後の1回はお急ぎ洗濯にしてしまった。週1の会議もギリギリ間に合う(本当は間に合ってない)。本当はもうちょっと余裕があるはずなんだけどな。東北の冬は洗濯の乾き具合もよくないだろうし、部屋干しできる環境をどうやって作ろうか、と考えている。

 

221103

 昨夜の飲み会でちょっと引っかかることがあり、気分がナーバスに。寝て、起きて、食べて、また寝て、を繰り返していたのだが一向によくならない。一つのことが引っかかっている、というよりも、自分の中で「もうこれはいいや」と思ったものが掘り起こされてきた感じ。価値観の違いだけ。頭では納得しているが、沈み続けていて、よくわからん。そのうち気分も更に悪くなってくる。ぼーっとしていたら夕方ごろにはよくなったのだが、全快とはいかない。「私は私」と思えない時期にあるんだろう、と思って新生児用のガラガラおもちゃを作り始める。深夜にコンビニに行って菓子パン等を買って帰る。夫もついてきてくれる。夫に「回復しない」と言ったら「どうしたらいい?」と言ってくれた。優しい。けど、どうしようもない。夫は一日ゲームをしていて、そのゲーム音が響く環境もちょっとよくなかったかも。寝るまで、YouTubeで出産準備とか退院直後の動画を見ていたら少し落ち着いてきた。流れで寝る。

 

221104

 休日は臥せっていたが、「もう何も考えずにただできることを計画的にやろう」と思って持ち直す。計画的にできないことと、気分に左右されて手がつかない時間があるのだけが問題。今更であるが、自分の人生はもうどうにもできないし、なるように少しずつなんとか変えるしかない。

 自分の根底にあった「なぜ生きるのか?」「どうやって生きるのか?」「なぜ働くのか?」「どうやって働くのか?」みたいな問題をずっと考えているが、結局この馬鹿な頭では対処しきれない。もう対処しきれないものとして、この問題は別の時間軸に置いといて、日常を過ごす。日常を過ごすうちになんらかの答えがでるはず。

 

221024-28

221025

 出張1日目。午後から移動(本日は移動のみ)。久しぶりに空港へ。広島に居た頃は月1くらいで仙台の夫の家に通っていたので、空港をよく利用していた。こちらに来てから、とくに昨年度は出張もなく、空港利用は年末の義実家への帰郷のみだった。仙台空港はJR仙台駅からのアクセスがよいので、出張前に起きる「移動が面倒くさくて荷造りも億劫」みたいな感情がちょっとマシである。

 直通便がないので、仙台から福岡へ移動した後に鹿児島へ。飛行機2時間に新幹線1時間半。総移動時間としては4時間くらいなので、日本縦断した割には短時間である。大阪から長野に行くよりも近い。

 夜は天文館付近で宿泊。黒豚を食べたかったのだが、一人で入りづらい店が多く断念。酒も飲めないし、妊婦の一人出張は晩飯問題もあるな~と実感する。寿司か鶏飯かで迷って、結局鶏飯を食べる。閉店駆け込みだったのだが店員さんも優しく対応してくださった。今の体調にはベストな味で美味しかった。

 ホテルに行っても資料作成のやる気が起きず、そのまま寝る。最近このギリギリまでやらずに「当日どうにかな~れ」の精神でいる。よくないのだが、どっちかと言うとそれまでの研究計画に問題がある気がしている。

 

221026

 チェックアウトは10時なのだが、9:00-10:00の間にリモート会議が1件入っており、チェックアウトギリギリまで部屋で会議。その後にチェックアウトして、10:00-10:30まで別の会議。ホテルのフロント前に図々しく居座って会議を受ける。こういう時、気楽にリモート会議できる場所があればいいのだが、出張先とかだといい場所を探せない。みなさんどうしているんだろうか。早朝に学会会場に移動するとか、スタバやネカフェに行くとかか??

 スタバで資料をちゃちゃっと作って、会場へ。講演者が若手の方ばかりだったのと、現地参加者が20-30名くらいの小規模会場だったので、話しやすかった。普段所属していない別の学会に行くと、色んな人と交流できて楽しい。他の講演者の発表内容が難しくて、畑が違えば何もできないなーと実感したのであった。

 翌日の研修のため、鹿児島から羽田へ飛ぶ。鹿児島中央駅から空港へはバスで40分ほどかかる。移動時間としてはJR仙台駅から仙台空港と変わらないのだが、バスは酔うし道路状況は読めないし高速バスの代金も高いので、電車があるのはありがたいことだなと思う。

 お土産を鹿児島中央駅で調達し、義実家と実家、自宅に送った。地方への出張もしばらくないし、日ごろのお礼と思って送ったのだが、なんか実家からは「いつもごめんねー」と言われてしまう。

 羽田に到着後は蒲田に移動。京急蒲田からJR蒲田の移動だけでも疲れてしまう。お腹が少し張るような感じで痛くて、タクシー使えばよかったかもと後悔。深夜だがおでんとか親子丼とか買って食べる。お腹の張りとか痛みは寝ていたら治った。

 

221027

 チェックアウト10時に合わせてホテル脱出。蒲田で、普段の平日昼にはできない郵便局での手続きとかを済ませる。JR蒲田から東京駅、東北新幹線で郡山へ。午後から郡山のセンターで1泊2日の研修を受ける。

 大人数の会食は禁止、夕食を一緒に食べるなら少人数でマスク会食および黙食、とお達しがあったので、4人くらいの小グループを作って夕飯を食べに行く。アルコールはなし、ちょっとお話して解散。

 

221028

 研修2日目。なかなかの情報量の多さだったが、異分野の話を聞くことができて楽しかった。たまに全体を俯瞰した話を聞くのはいい。

 郡山から仙台への足はやまびこである。郡山はまた来れるだろう、と思ってお土産は買わない。くるみゆべしが好きなのだが、仙台でも買えるしな~と思って結局買わず。シャトレーゼのアップルパイを買ってやまびこ車内で食べた。

 翌日の同期お宅訪問に備えて買い物に寄り、17時に帰宅。炊飯器は洗われておらず、水出しのお茶パックは浸されたまま、キッチンペーパーは芯だけ残っているという惨状だった。金曜日にあったはずの資源ごみ回収はもちろん忘れられていて、ゴミ箱にペットボトルが積まれている。出張前に夫には「猫の世話と燃えるゴミだけはお願い」と言って出てきたので、指示しなかった私が悪い。彼もコロナ後遺症で疲れているのだろう、と割り切る。

 夫は21時過ぎの帰宅になると言う。私も疲れてくたくただが、この4日間の1人出張で美味しいご飯はほとんど口にできなかったし、最終日の昼に支給された弁当があまりにも冷たくて美味しくなかったので、今夜はちゃんとしたご飯を食べると決めていた。スーパーで根菜の水煮セットを買って、ホットクックで筑前煮を作る。後はきのこの炊き込みご飯、わかめと豆腐の味噌汁、ほうれん草の胡麻和え、惣菜コーナーで買ったコロッケ。

 ホットクックと炊飯器を駆使すれば、私は食材を切って調味料を入れるだけ、ほとんど何もせずに滋味溢れる料理の出来上がり。待つだけでできる料理、最高。

 丁度いいタイミングで夫が帰宅。今日ほど早く帰ってご飯を作ってもらいたかった日はなかったが、共働きだし仕方ない。メシマズ嫁なので「ありがてえ」は言ってくれるが「美味い」は言ってもらえない。私としては味噌汁もご飯もあって野菜もあるし最高の飯が作れて大満足である。

20221017-21

221017

 一晩寝て、夫の熱は平熱まで落ち着いた。昨夜「寒い、寒い」と言うので布団を着せて湯たんぽ代わりのペットボトルを持たせたり、ホットアイマスクを付けたりした。外から見るとすごい熱なのに加温して大丈夫なのか?と心配になった。県の電話相談窓口でも、「足の付け根を冷やせ」と言われていたが、熱さまシートはあまり本人にとっては気持ちのよいものではなかったようだ。介抱する人もできるだけ接触しないように、というのがセオリーだが、節々の痛みが緩和できるようマッサージしたり、何かと物を運んだり、換気をしたり、状況を聞いたりしていたので、結局寝室に頻繁に出入りせざるを得なかった。

 彼はこれまでの経験から、高熱の際は解熱剤が効くまで耐え、効いてきたころに発汗を促す(熱が汗以外の原因で逃げないようにする)、発汗が落ち着いてきたころに体力回復のため寝る、を繰り返したそうだ。私は高熱も悪寒も子供の頃にしか経験したことのないので、もし自分がこうなったときにできる気がしない。

 昼過ぎにAmazonで注文していた抗原検査キットが届いたので、検査する。案の定夫は陽性だった。私もやってみたが陰性のようだった。大事をとって今日はお休み。

 今回は1日で熱が下がってラッキーだった。私が最近ワクチン接種した際に購入したアセトアミノフェンが役に立った。成人男性が必要なアセトアミノフェン量の半分量とイブプロフェンを併用した形だ。併用が禁忌ではないこと、副作用が報告されていないことを確認して投与。この間飲み会で一緒になった先生から「我々は自分の身をもって人体実験をしている」という言葉を思い出す。熱は下がったが、この先喉が痛くなったり咳が出たりするだろうし、風邪様症状とはいえまだまだ油断ならない。

 

221018-221021

 この4日間、とりあえずお休みをもらって家で体を治すことに専念(〆切の近い書類は元気な時間になんとか書いて出した)。咳と痰、喉の痛み、鼻水の症状は案の定出てきた。熱は微熱程度で1日ほどでおさまったのだが、筋肉痛のような痛みが全身に起きていたことが気持ち悪かった。この気持ち悪さ、なんとかならないか?と思って2日目くらいにメディキュットを履いたら少し気持ちよくて、翌日にはアッサリ治っていた。それとは別に倦怠感とその他風邪症状が残っていたので、体力がなくなったらとにかく寝て、起きたらご飯を食べて、水分もたくさんとった。合間に果物を食べたりして、体重増加にも気を使った。アセトアミノフェンは飲むが、後はナザールとのど飴・トローチくらいに留めておいて、できるだけ薬は飲まないようにした。妊婦でコロナにかかると大変、と言う話の根底はここにあって、投薬治療に気を遣うからだと思う。

221011-221014

221011

 連休明け。食べたら太るというプレッシャーで昼飯もろくに食べない。夕方にお腹がすいて菓子を食べてしまう。本末転倒。

 今日も隣県の大学からお客さんが来た。学生さん3名。学部生の子がこちらで実験したいものがあり、来所したそう。最近の大学生はしっかりしているなーという印象。昼頃から頑張り、夕方にはミーティングまで終了。明日も来所で実験予定。

 今日からオンラインで学会だったのだが、ろくに何も準備せず参加している。プラリサイクルの話が聞きたかったのだが、お客さん対応と居室の引越し準備などなどで1日目がろくに参加できず終わる。

 

221012

 泣きたい。なかなか焦っている。イライラしている。時間はないのにやることはあるし、でも焦って何かすると必ずボロがでるので、夜の時間を有効活用する。夜は誰もいなくて、焦らされることもなくてよい。

 

221013

 オンライン学会のポスター発表コアタイムがある。参加者が極端に少なくて、なじみの先生が聞きに来てくれた。ありがたい。この発表のために今日は悩んだり不安になったりしていたのだが、有意義なディスカッションもしてもらえて、やはり学会参加はいいことしかない(やる気も出る)。単純な私。

 さて、ラボの引越しである。部屋を移動するだけなのだが、どうもきれいにスライドできず、工事待ちのためバッファスペースが必要だったり、それを事前に決めたりしている。優秀なスタッフさんがいるから動けている。会議とか学会続きの常勤だけではなんともできないこともあり、細かい作業工程を指摘してくださったりして、ありがたい。

 

221014

 昨日と同様に発表者コアタイムがあり(とは言えなじみの先生しか来てくれない、参加者数も少ない)、1時間ほど待機。「そろそろ部会の幹事やってよ」という依頼と、昨日の先生がまた来てくれて「昨日はあんな感じでコメントしたけど実際こっちの方がいいかも」とアドバイスをもらう。ありがてえ。現所属に来てから分野迷子になっていたので、昔馴染みの学会の幹事ができるのはすごくありがたい。参加してよかったー。これで居場所ができた感じある。

 学会も無事に終わったので、ラボの引越し準備をする。力仕事はお願いするが、基本的には自分ひとりで構築する。マイペースにできるのが私にとっては最適。他の人は1日残して余裕で終わっているが、ぼちぼち考えながらやるのがいい。

 

221015

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 朝から自宅の本の整理。引っ越しで段ボールに埋まっていた本などを出す。車でBOOKOFFに本を売りに行き、そのついでに買い物に行く。溜まったテレビ番組の録画を観るなどし、比較的ゆっくり過ごす。

 引っ越してきてから部屋干しスペースが確保できておらず、天気予報を逐一チェックするようになった。基本的に外干しは好きなのだが、手間である。ここ何年か乾燥機とサーキュレーターさえあれば部屋干しできる環境だったので、考える項目が一つ増えてしまった。早起き材料にはなるが、果たして続くのか。

 

221016

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 朝、夫から体調がよくないと告げられる。測ってみると微熱。8時から開店しているドラッグストアへ行き、風邪薬やらポカリやらを買う。今後のことを考えて抗原検査キットなどをAmazonで注文する。近所のドラッグストアは、残念ながら日曜日は調剤薬局が開いておらず直接購入ができなかった。

 昨日、夫のラボの学生さんが陽性になったらしい。その学生さんは欠席だったらしいが先週はラボの芋煮会も開催されていた。
 夕方になり38度台に。食べられそうなものを聞き、買い出しへ。家に帰る直前、LINEが来る。体温計の表示が40度近くを指したとのこと。寝室でうめき声をあげる夫が流石に心配になり、県の運営している電話相談にかけて指示を仰ぐ。手元のカロナールアセトアミノフェンで解熱し、翌朝まで下がらなければ発熱外来を受診せよとのことだった。

 抗原検査かPCRで陽性なら、私は濃厚接触者なのである。今週はラボの引越しもあるし、来週は出張が連続している。さてどうなるか…

 

  

221003-1007

221003

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 午後から大きいプロジェクトのキックオフミーティングがある。既にフォーマルな恰好ができない(ほど腹が出ている)し、皮膚が敏感になっているせいでタイツも履きたくない。ビジネスカジュアルっぽい恰好をして出勤する。営業職で妊婦の人はどうしてるんだろう。服も買い替えているんだろうか。

 今回のプロジェクトはこれまでと毛色が違うので、参加して運営の様子を見るだけでも勉強になる。今後こういうのが増えていくんだろうなという印象。とにかく金額がでかい。そして研究期間も長く、関係者も多い。とりまとめ役の先輩は計画書作成段階で苦労していた。自分もできるようになるのか?

 夜は身内だけで懇親会。妊婦になってから飲み会が楽である。二日酔いにもならないし、二次会前に帰れるので、平日開催でも気が重くない。

 

221004

 この間の健診では1か月の間に2キロも増えてしまったため、体重について指導があった。間食に甘い物を食べるのはやめにして、高タンパク質食品を摂ることにした。お弁当に加えて、ゆで卵と鶏ハム、ブロッコリーとチーズを入れてマヨを少しかけたものを小さいタッパー2つに分けて入れ、それを食後2時間後とか、おやつに食べることにした。ついでに週末、わき腹から背中にかけて痛みがあり、(素人判断だが)おそらく尿管結石になりかけている。妊婦が尿管結石になる場合も多いらしく、いつも以上に水分をとることに。幸い、今は痛みもなくなっている。

 今日は引っ越し後の手続き諸々を終わらせるべく区役所に行ったのだが、昼休み1時間で終わらせることができず、なんやかや2時間強を使う。これまで、引っ越しは2年に1回、姓の変更も2度あった。こういう変更には慣れているような気もするが、インターネットでさくっとできないのであれば面倒くささは同じ。銀行や所属先への連絡などはメールやWEBページでできるが、区役所・警察署・運輸局は対面必須で待ち時間も長く、消耗しがち。仕方ないのだけれども。

 心無いな、と思うブログに遭遇。偶然見てしまうと落ち込むが、

 

221005

 水曜日恒例の全体ミーティングの他に、所内プロジェクトのグループミーティングがあった。データ整理に徹していて進んでいないのが現状。ミーティング開始30分前まで、Pythonでデータ読み込みと表形式での表示すらできず、私には簡単な解析すらできないのか~~と落ち込む。1月に引継ぎがあるが、そこまで解析ができるのか?色々と相談に乗ってもらい、穏やかに終了。

 毎日、「私のやる気はいつ出るのか」を考えている。〆切がないとまるでやる気が出ない。私にとって「何かをする」というのは本能的にやりたいことを優先させた結果である。頭の中で考えて絞り出した理想像に近づくためにコツコツ進めるプロジェクトのためのTODO、とかではないのだ。韓国アイドルみたいな顔とスタイルになりたいとか、誰よりも賢くなりたいとか、そんなのもない。老いた時に「どうしよう」となるのも目に見えている。何の気なしに生きていくのも暇になってしまうだろうに。

 

221006

 やる気の問題は置いておいて、楽しんでできているか?を基準にすることにした。インプットが増えればいやおうなしに楽しめることが増えるのだろうが。

 直属でない上の方の上司に産休の連絡をする。「ご懐妊おめでとうございます」と返信が来て、なんだか大奥みたいだなと思った。

 

221007

 関西の大学からインターン生が来た。その指導教員も交えてこれからの研究についての打ち合わせをした。私は発表資料の作成に追われていた。夕方から懇親会もあり、ただ慌ただしい日を過ごしてしまったな、という印象。

 懇親会の中で、20代の頃のギラギラした感じが多少思い出された。他の人ほどギラギラしていたことはないが、私の中では最も他人との競争に乗りたい時期であった。最近はますます他人との競争をベースにした仕事の仕方が嫌いになってきた。競争は研究の本質でない。もっと自分から見た世界にとって意味のあることを中心に考えたい。そしてそれを、もっと加速させたい。