アカデミアの隅っこから

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科学界における競合

自分にもきっとこの先あることだろうと思うので。

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 共感したのは、

いや、こういう事は生き馬の目を抜く最先端の生命科学分野で起こるもので、まさかのどかな動物行動学分野に暮らす私がこんな経験をするなんて思わなかった。。。いや、本当は少し可能性があると思っていたけど、まさか現実に起こるとは。。。という。

 この、のどかな分野でも起こりうる偶然の競合がなんとも言えない。私の分野ものどかで研究者は少ない。国内では学会に行けばなんとなく他人の畑がわかり、これから論文発表することもわかる。でも、海外の研究事情は論文が出ない限りわからない。この方は私大文系と明記されてたけど、私文はとくに教育に時間を割かれるらしいので、先を越された気持ちはいかほどであろうか。私の分野は大体、ファーストで1年に1報出せればいいかなというペース。研究費、時間、すべてにおいて、1年分持って行かれるのは、・・・つらい!